不動産ブームの終結か?イギリスの住宅価格が停滞するという予測

End of the property boom? UK house prices to flatline, says forecast

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不動産ブームの終結か?イギリスの住宅価格が停滞するという予測

産業予測によれば、イギリス不動産マーケットのブームは、住宅価格が5年間上昇し続けた後、2017年には停止するだろうと、予測されています。

不動産会社であるSavillsによると、イギリスのEU離脱による不透明感と弱まる消費マインドは、住宅マーケットで二年の静寂期間中に、来年の成長率は0%、2018年には2%の上昇という数字と共に結果が出るだろうと言います。

北イングランド、ウェールズ、スコットランドの価格が一年かけて落ち込むと予測されている一方、ロンドンと、ミッドランドイーストの価格上昇は急停止するとSavillsは言います。南イングランド都市部以外のみ、いくつかの都市で予測されている2.5%の成長率と共にトレンドが戻って来ると予想されています。

年間の予想をリリースしながら、Savills UKの住宅リサーチのトップであるLucian Cook氏は、国民投票決定のために、市場を予測することがこれまでより更に挑戦的になったと言います。

"最も強い成長がロンドンや南東部の向こう側で見られるとき、Brexitの影響は、住宅市場のサイクルが次のステージへの自然な移行をしていくことを難しくします"

と彼は言います。

"明白なのは、不動産マーケットは政治や不透明な経済とは違い、全体的な取引を鈍化させることです"

6月の投票から、イギリスの不動産業者は売り手の数の減少を報告していました。
木曜、House simpleというウェブサイトから出て来たデータから、5つのうち4つの都市で、先月の新しい物件数の減少が報告されました。

Cook氏は、彼は住宅の取引数が2017年は16%程減少し、そして、それは次の年には更に落ち込むと予想しています。この落ち込みは、最近の税制の変更と共に、賃貸向けアパートの大家さんの数の減少によって牽引されるでしょう。4月、印紙税サーチャージと共に、賃貸物件を購入する際の初期費用が上昇し、そして次の4月からオーナーが住宅ローンの支払いに請求することができる税金の緩和が、秋から始まります。

水曜、イギリスの最大手のビル協会であるNotionwideは、価格が10月にもたつき始め、いくつかの地域では値ごろ感が薄れてきているという報告をしました。

Cook氏は、

"初めての買主になる人は〝財政的な援助なしに、手付金を支払う事というかなりの難題〟に直面するだろう、そして、このような購入の手助けをするエクイティ・ローンのスキームは『住宅建築と、住宅オーナー両方を支えるための長期的な政府努力の特徴になる必要がある』"

と言います。

Savillsによって蓄積された自身のリサーチに使われるデータや、国家統計オフィスからの数字は、イギリスの平均住宅価格は2011年8月~2016年の同じ月の間に47,900ポンド上昇し、214,000ポンドになった事を証明しています。
一方反対の数値を示す北東部の平均価格は10,100ポンド上昇し、122,000ポンドになりました。成長率は次の5年間では減速すると予想されており、Savillsはイギリスの平均住宅価格が2021年12月までに27,900ポンド上昇の241,900ポンドになると予想しています。

この記事は、2016年11月4日に『The Guardian』に掲載された「End of the property boom? UK house prices to flatline, says forecast」を翻訳しております。

翻訳元:
End of the property boom? UK house prices to flatline, says forecast

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