ロンドンの不動産オーナー、物件の売却を渋る

London Home Owners Stay Put as Brexit Damps Appetite to Sell

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Rightmove社によるとロンドンの不動産オーナーは、Brexitの交渉プロセスと増税により不安定になっており、彼らの不動産の売り控えをしていると言います。

1月の首都の不動産の平均価格が1.4%上昇の624,953ポンド(759,000ドル)に達しましたが、所有する不動産を売りに出すロンドン市民はわずかでした。

不動産ウェブサイトの運営側は、新しい売り物件の数は、前年比で14%減少したと発表しました。

"昨年はマーケットの頂点で、その所有する物件を売却しようとするオーナーの売却が急増しました。しかし実際、ロンドン市内ではすでに1年遅れでした。"

と、Right Move社のディレクターのMiles Shipside氏はこう語ります。

"不動産オーナーは今、厳しい状況をよく認識しているようで、印紙税の高額な費用と、Brexitの不透明感が、彼らを売却するのを留まらせているようだ。"

と同氏は言います。

まとめ

  • ロンドンで1月に新しく市場に出た売りの物件数は14%下落した。
  • 価格は前月比で1.4%上昇し、また全国的にも0.4%上昇

この記事は、2017年1月16日に『Bloom berg』に掲載された「London Home Owners Stay Put as Brexit Damps Appetite to Sell」を翻訳しております。

翻訳元:
London Home Owners Stay Put as Brexit Damps Appetite to Sell