アメリカの集合住宅部門、2017年も冷え込みが継続

U.S. Multifamily Housing Sector to Continue to Cool in 2017

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フロリダのオーランドで先週開催されたNAHBの住宅建設ショーでのパネリスト達によると、集合住宅マーケットは2017年、更なるブレーキがかかるだろうと言います。

NAHBのシニアエコノミストであるRobert Denk氏は、

"非常に変化が激しい、集合住宅セクターが、より持続可能な需要に応えて最近の歴史的な高値から減速する。"

と説明しました。

空室率や賃料のインフレーションを含むマーケットの指標は、依然として堅調な生産高を示していますが、回復のペースが遅れ、マーケットが冷え込んでいます。同氏は、集合住宅の生産量は2015年の395,000台というピークから緩やかに減少すると予想しています。

"手頃な賃貸物件への需要は、既に供給を追い越しています。そして、その不均衡は次の2つの理由から悪化するだろう。第1の理由に、ミレニアム世代が完全に不動産マーケットに入ってきて需要が増加すること、第2に、潤沢な資金を持ち、年老いてゆくベビーブーマー世代の人たちは社会保障によって予算にも余裕があり、住宅を探し出すでしょう。"

バージニア・ビーチにあるThe Lawson Companies の社長であり、手頃な価格の住宅とマーケット水準の住宅の両方の建設を手掛けるSteven E. Lawson氏はこう言います。

"さらに悪いことに、手頃な価格の住宅生産は、金利上昇と税額控除価格の下落が、間違いなく重くのしかかるだろう。"

また同氏は、より小さい部屋と徒歩圏内にコミュニティがあるという事が好まれる傾向にあるという、このセクターでの最近のデザインと施設のトレンドに関して話しました。成功したアプローチとは、より大きなコミュニティセンターを建設することではなく、その代わりに、大きな中庭やバルコニーへのアクセスを含み、また近くの喫茶店、食料品店、医療事務所、レストラン、公園、公共交通機関など近隣の特典を施設として利用できるような場所を選択することが鍵となっているようです。

この記事は、2017年1月16日に『World Property Journal』に掲載された「U.S. Multifamily Housing Sector to Continue to Cool in 2017」を翻訳しております。

翻訳元:
U.S. Multifamily Housing Sector to Continue to Cool in 2017

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