自由保有権と定期借地権の違いについて

About the difference between free tenure right and periodic leasehold right

Share Button
自由保有権と定期借地権の違いについて

イギリスには様々な種類の住宅があります

イギリスで売買されている住宅不動産は、日本と異なり9割以上中古物件です。一般には英国では古い時代の建物に人気がありますが、1990年代以降はテムズ川沿いのウォーターフロント地域を中心に、新しい高級マンションがたくさん建築されるようになりました。これら新築物件は 中国人やアラブ人など、海外の投資家に特に人気があります。

戸建ては日本と同じく土地 、建物とも個人が所有する自由保有権で、5つのタイプに分かれます。デタッチドハウス セミデタッチドハウス、テラスドハウス、タウンハウス、ミューズハウスです。これらには通常、小さくても庭やパーキングスペースがついています。フラット(日本でいう処のマンション)は管理人がいるパーパスビルト・フラットと大きな一軒家を区割りしたコンバーション・フラット に分かれ、共に殆どの物件がリースホールド(定期借地権)になります。リースの期間は物件により様々で、50-60年の短期から999年などの長期があり、フリーホールダー(地主)にサービスチャージ(年間管理費用)やグランドレント(地代)の支払いが必要になります。また、短期リースの場合はリースを延長することも可能です。

インカムゲインとキャピタルゲインが同時に入る住宅投資

ロンドンにはシティを中心に世界中からたくさんの所得の高いビジネスマンが働きに来ておりますので、彼らに住居を高い家賃で貸すことで安定したインカムゲイン得ることが期待できます。また、日本と異なり、イギリスには固定資産税はありません。カウンシル・タックスと呼ばれる区民税がありますが、こちらはオーナーではなく、実際に借りて住んでいるテナントが支払う為、オーナーが支払う税金は、家賃収入に対する税金のみとなります。
過去数十年間、ロンドンの住宅価格は10年以上所有すると最低でも2倍以上に値上がりしており、国際都市ロンドンの住宅は今後も長期保有すればキャピタルゲインが得られる可能性があります。その為、インカムゲインとキャピタルゲインが同時に入る投資として、世界各国の投資家から注目されています。

イギリスの新着不動産投資物件