イギリスでの物件の選び方
How to pick a property in the UK
イギリスで不動産を買う際の選び方と言えば、一にも二にも、ロケーションが大事です。首都ロンドンの場合、人気の高いエリアはますます価格が高くなる傾向であり、そういった場所はだいたい治安も良く、モラルの高い高所得者が住み、庭や玄関前なども綺麗にメンテナンスされています。
「テムズ川に近い」「都心まで一本でいける」「駅近」など、条件の良さそうな物件のキーワードで物件を調べる方も多いかもしれません。しかし、実際に見に行って確かめてみるまでは、本当に良い地域なのか、良い物件なのか分かりません。また、一般的によく知られる評判の良い地域でも、ロンドンでは一本道を外れると雰囲気がガラッと変わることも珍しくありません。ネット上に掲載されている写真も、数年前や数十年前の可能性もあります。
特に、日本人の駐在員への賃貸を希望しているならば、彼らが好むエリア・物件には妥協しない方が良いです。自己使用であれば価格が安いからという理由で、ちょっと気に入らない部分があっても我慢できるものですが、日本人駐在員はちょっとでも不安要素がある物件にはすみません。そもそも、賃料の予算も高いので、とにかく安全で、きれいで便利な場所に住みたがります。
当サイトで紹介している物件は全て、ロンドン東京プロパティーサービスが厳選した優良物件しか掲載しておりませんので、日本人駐在員が現在住んでいるオーナーチェンジ物件や、日本人駐在員が好むエリアに絞っております。
セントラルロンドンエリア
ファッショナブルなお店が立ち並ぶキングスロード、高級デパートが立ち並ぶナイツブリッジなど、ハイクラスで最先端のショッピング街がこのエリアに集中しており、観光客数も多いエリアです。一方でケンジントンやチェルシー地区は最も高級な住宅地として知られ、亡きダイアナ妃の旧住居であるケンジントンパレスもこの地区にあります。テムズ川沿いにはここ数年の間に新築のコンドミニアムが次々に建築されております。比較的若手の日本人駐在員はこのセントラルロンドンエリアのコンドミニアムを好むようです。交通の便がよく、通勤やショッピングに大変便利だからです。
ロンドン中心北部
シティーまでの交通の便も良く、比較的大きな物件の多い高級住宅地です。ロンドンという世界で1位2位を争う大都市でありながら、ロンドンで最も大きな公園であるリージェンツパーや自然のままの木々が数多く残るハムステッドヒースなど、数多くの公園が密集しており、都心の利便性を享受しながらも、喧騒から離れ、緑に囲まれた贅沢な生活が送れます。そのため、お子さんのいらっしゃる日本人の駐在員に特に人気があります。ロンドンの北部には日系の幼稚園や日本人が学校もあり、日本人コミュニティーのうちの一つとして有名です。
ロンドン西部
ロンドン日本人学校がこちらのエリアあり、北部と並んで日本人コミュニティーが発展したエリアです。日本の学校だけでなく、医療施設、日系の食材店・レストランはもちろん、指圧マッサージ店、リサイクルショップまであり、さながら日本の郊外のような暮らしが送れるでしょう。ヒースロー空港にも近く、日本やその他諸外国への行き来も便利ですし、国鉄が通っている為イギリス郊外へ行くにも便利です。
ロンドン南部
テニスで有名なあのウィンブルドンがある高級住宅街です。緑豊かな環境で、花が咲き乱れ、絵に出てきそうなイギリスらしい優雅な生活が楽しめます。こちらの地域は日本人駐在員だけではなくローカルのイギリス日人にも大変人気があります。ウィンブルドン駅は地下鉄に加え、国鉄通る主要駅のため、イギリス南部やその他の地域へもアクセスが便利です。
