投資物件を購入するまでの流れ
What is the real estate investment
物件を購入するとひとくちに言っても、どのようなステップを踏んで実際に物件を購入するに至るのか、なかなか想像がつきませんよね。このページでは物件を購入するまでの大まかな流れについて説明します。
物件の選定
株式投資において銘柄選択が重要なように、不動産投資においても、物件の選定は極めて重要です。
インターネットを活用し、まずどの国に投資するのか、次にその国のどの都市に投資するのか、価格帯はどの層を狙うのか大まかに決めた上で、その中から物件を選んでゆくのが通例です。
物件調査
投資対象となりうる物件を発掘したら、問い合わせをして物件情報を入手します。
物件資料を基に、リスクがどこにあるのか、どれくらいのリターンを得られるのか、将来の収益アップの可能性があるかなどを調べて、物件の見極めを行います。
現地調査も有益です。可能であれば現地に出向いて行き、事前に手配をしておいて候補物件の内覧を行ったり質問したりすることによって自分の気になった点をクリアにしておきましょう。
事業計画立案
物件の把握ができたら、実際にどのような収支になるのか投資計画を立ててみましょう。
その中で自分の想定する収益を確保できるのか実際に計算してみて、投資実行を慎重に判断しましょう。
また、金融機関からの借り入れを想定している場合は、借入額や融資条件について、金融機関と事前に協議しましょう。
購入申し込み
いよいよ購入申し込みです。売主と価格について値下げ交渉が可能な場合は、トライしてみるのもよいでしょう。
売買契約締結
購入申し込み後、金融機関に正式に融資の申し込みをし、再度、見落とがないか物件の調査をします。
その後、売買契約を締結します。売買契約締結の際は、契約書の内容について不備がないか、場合によっては専門家のアドバイスを聞きながら精査しましょう。
ローン審査が通ったら、金融機関との間でローン契約を締結します。また、海外不動産の場合は、現地での管理体制・収入を日本へ送金する手配などの準備を整えましょう
決済・引き渡し・ローン実行
いよいよ、引き渡しです。必要な書類がきちんとそろっているか確認しましょう。
初めての不動産購入となると、不安や焦りから様々な場面でトラブルが発生する可能性があります。トラブルを回避するためにも落ち着いて、1つずつ着実にステップを踏んでゆきましょう。
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