不動産投資と他の金融商品・投資商品の違い

The difference in the real estate investment and other financial products

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不動産投資と他の金融商品・投資商品の違い

投資には必ずリスクとリターンがあります。

リターンとは投資から得られる利益であり、リスクとはその利益が変動する幅(不確実性)を意味し、想定した利益から大いに上振れする場合もあれば、下振れしてしまう可能性もあります。
様々な投資商品の中で、不動産投資は、ミドルリスク・ミドルリターンと呼ばれます。

例えば、株式投資であれば、投資対象先である企業が倒産してしまえば、利益どころか元本もゼロになってしまう可能性がありますし、逆に企業の業績があがれば、想定以上の利益を得ることができます。
その意味ではハイリスク・ハイリターンの商品と言えます。

一方、預金であれば、金利は0.1%以下であるのに対し、銀行が倒産してもペイオフにより1,000万円までは元本が保証されています。
その意味ではローリスク・ローリターンの商品と言えます。

不動産の場合、賃貸しているマンションの空室期間が長ければ、その間、家賃は入ってこないので、想定した利益は得られないかもしれません。
また、100年に一度の地震が来て、建物が倒壊してしまったら、家賃は入ってこなくなります。
一方で、入居者は一度入居すれば長期間住んでくれるかもしれませんし、地震など災害の発生は頻繁でないかもしれません。
その意味において、ハイリスクとローリスクの中間的な位置づけとして、不動産投資が位置しています。