第2回「住まいについて」

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こんにちは。プノンペン在住のアンナ(本名:荒木杏奈)です。
私は、アンナキャムパートナーズという、プノンペンの不動産会社の代表をしております。
当コラムでは、特に日本に住んでいらっしゃる方が"カンボジアってこんなところだったんだ!"と感じ、カンボジアの魅力を知って頂きたいという目的で、4回にわたってライフスタイル及び、ビジネスのテーマを書かせて頂いております。どうぞ宜しくお願い致します。

さて、今回のテーマは「住まい」です。
急成長をしているカンボジアは、チャイナプラスワンやタイプラスワンなど、低賃金を求める企業の進出ラッシュが後を絶えません。
ですので、新しいお店や住まいが日本では信じられないスピードでオープンしており、不動産物件においても、新しいコンドミニアムやサービスアパートメントが増えております。
カンボジアのプノンペンの日系企業及び欧米企業、各国大使館や国連事務所が駐在員を構える場合、「サービスアパートメント」を選択される方がほとんどです。
「サービスアパートメント」とは、エリアや物件にもよりますが、ソファーやベッド、冷蔵庫、洗濯機などの一通りの家具付きで、長期滞在用ホテルのように部屋の掃除も頼むことが出来、施設内に飲食店やコンビニがある物件もあります。
家賃に関してですが、日系企業の駐在の方で最も多い家賃価格帯は、サービスアパートの場合で

  • 1ベッドルームタイプ:USD1,000~(月額)
  • 2ベッドルームタイプ:USD1,500~(月額)
  • 3ベッドルームタイプ:USD2,500~(月額)
くらいが平均です。
上記より、月額が低い物件もございますが、実際に視察をして、色々とお考えになった結果、上記の価格帯にお決めになる方が多いというのが状況です。
また、ハイグレート物件は、上記の価格+500USD以上の家賃の高級物件もあり、日本人には人気物件で、常に満室の物件も少なくありませんから、不動産会社に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

また、最近では中心地に大型の高層コンドミニアムが建てられており、投資用としてご購入される方もおりますし、賃貸としてご自身でお住まいになられる方なども増えております。
賃貸価格は1Bed1300USD~の物件で、高級感のある設備やセキュリティシステム、一流機材のスポーツジムやプール、広い駐車場などが人気のポイントとなっております。

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ただし、新しい物件とはいえ、ここは外国です。新たにカンボジアでお住まいを探されようとされている方は、日本とは違いますので、特に安全面を優先に考えて頂きたいです。
と言いますのも、せっかくカンボジアにお越し頂いたのに、盗難や事故が起きて嫌な思いをして欲しくないのが私の一番の願いです。
発展しているとはいえ、貧富の差が大きな国ですから、エリアによって安全性が異なりますし、セキュリティー面でも物件により異なります。
次に、管理が出来ていない物件も多いので設備の不備も多いです。カンボジアでは1年契約が一般的ですが、更新時に賃料が大きく上がるケースや、デポジットが返金されないと言ったトラブルも多くございます。
ですので、現地に精通している不動産屋さんを通される事をオススメします。

カンボジアで素敵な住まいをみつけて、快適な生活をお過ごしください。
次回のコラムテーマは「美容、買物」です。お楽しみに。