AECの発足と将来予測について

AEC and Thailand

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AECの発足と将来予測について

AEC(ASEAN経済共同体)の発足と将来予測

2015年に発足が予定されているAEC(ASEAN経済共同体)が現在、世界的に注目を集めています。
AECはASEAN域内で「ヒト・モノ・カネの動きの自由化」を目的に2003年に創設が合意されました。創設に向けて、既に「ブループリント」と呼ばれるロードマップが公表されています。

AECの発足に伴い、世界中が東南アジアに注目していますが、その中でも特にタイ、マレーシア、シンガポールへの期待と注目は高まってきています。
ここでは特にタイの今後について予測を展開してゆきます。

AECが発足すればASEAN域内での人の出入りが自由になるため、現在AIIBによる鉄道を含めた交通インフラ整備の計画が多数持ち上がってきています。特にタイは中国やインドなど、経済大国の側に位置しているので地学的に他の国よりも比較的有利であるといえます。
また、タイにはCLMV(カンボジア・ラオス・ミャンマー・ベトナム)からの出稼ぎ労働者が就労のために集まってきています。この動きはAECが発足すればより盛んになり、タイの経済は発展してゆく事が考えられます。

不動産投資という面でもAEC発足後のタイはとても魅力的です。
まず、タイ国内の土地が外国人でも100%所有できるようになります。AECが発足し、タイの経済が発展してゆけば不動産価格の上昇が見込まれますし、そうなるとキャピタルゲインへの期待もできます。

現在のタイの状況は日本にとっては為替リスクが低い時期ですし、東京オリンピック開催の2020年までは円安が進む可能性が高いですから、2015年11月現在はかなり良い時期であるといえます。

成長が見込まれているタイですから、運用方法によっては物件を高利回りで運用することもできるでしょう。特に、日本製設備を導入している物件は「メイド・イン・ジャパン」ブランドにより、賃料の引き上げが容易であると考えられます。

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