フィリピンへの不動産投資するリスクと注意点

Risk and Caution

Share Button
フィリピン不動産のリスクと注意点

フィリピンの物件を購入するにあたって、以下のようなリスクが考えられます。

為替リスク

いかなる国であっても国外の物へ投資をする際には為替リスクはつきものです。
将来、物件を売却する際にペソの為替ではリターンが出ていても、日本円に換金する際に為替差損が出てしまう事が考えられます。
もちろん逆もまた然りで、換金する際に為替差益が出る可能性もあります。為替は常に一定ではありませんから、買ったときと全く同じ為替という事はありえないでしょう。
これはフィリピンの政治経済の状況だけでなく、台風など自然災害にも影響されるため、換金する際はタイミングも考える必要があります。

カントリーリスク

政治体制の変更・政策・規制・税制の変更・財政破たんなどです。
かつて、政情が不安定だったフィリピンですが、2010年にアキノ大統領が就任して以降、汚職,腐敗の撲滅,治安強化及びミンダナオ和平推進を重要政策として掲げ、政情は安定してきています。
2013年は3月にフィッチ、5月にS&P、10月にはムーディーズと、大手格付機関もそろって格付けを引き上げました。

治安

旅行先として人気のフィリピンでも、現在、外務省からはフィリピン全域に注意喚起は出されています。
ただ、普通旅行や投資先として選ぶマカティやオルティガス地区、セブ島の治安はフィリピンの中でも治安が安定している地域だと言えるでしょう。

竣工中のデベロッパーの倒産

建築中の物件の場合、完成前に建設会社の倒産などにより工事が中断してしまう事態も考えられます。
投資の際は、そのディベロッパーが大手で本当に信頼のおける会社なのか、実績や評判などから見極めることが大切です。

物件の空室リスク

先ほどのフィリピン不動産の魅力のところで空室率の低さが売りだと述べましたが、0というわけでもありません。
これを回避するには、空室率の特に低い地域に投資したり、またサブリースという賃貸保証契約を付けたりする事でリスクを控える事が出来ます。

フィリピンの新着不動産投資物件